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ピータースで就職祝い [家族]

今日の今日ではと思ったが、エリの就職祝いをやろうと
母ちゃんに言うと、母ちゃんは分かったと言い、1回電話切った。
子供達の予定が分からなかったので、その確認と、お店探し。
暫く待っていたら、予約取れた事と、長女が少し遅れて参加だと聞いた。

お店は、母ちゃんが大好きな、市ヶ谷のピータース(^^)
以前、訪ねてから、実に1年ぶり(^^;;;;;

「マスター、こんばんは」
「あれ!?何だ、マッチャンだったのか、言ってくれれば良かったのに」
予約を受けたのは、バイトのお兄ちゃんで、
人数しかマスターは聞いてなかったらしい(^^;;;;
「娘の、就職祝いで来ました」
「そうなの、おめでとう!」
と、マスターにご挨拶をし、料理は、お任せでお願いした。
このお店は、お任せが一番だと、他のテーブルからも聞こえて来た(^^)

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やっぱ、iPhoneの写真の方が綺麗だね(^^;;
(ピザの写真は、iPhoneで撮った写真)

途中「もう、食べちゃったの?」と厨房からマスターの声が・・・・(^^;;;
凄い勢いで食べる我が家(私とエリ)なので、料理が追っつかない(^^;;
途中から参加した長女に「もっと味わいながら食え」言われた(^^;;;
それでも、PM7:00頃から始まり、お料理食べ終わったのは、PM10:00頃

「マスター、ご馳走様でした」
「お腹いっぱいに成った?」
「とても美味しかったです、ありがとうございました」
「ちょっと待ってて、そっち行くから」
10分後、テーブルにマスター登場(^^;;;;;;
片手にビールを持ってた(^^)v
その頃、私ら以外にお客さんはいなかった。

そこから、マスターと楽しいお話(^^;;;;;;
まずは、次女の報告。
「マスター、次女がバンクーバーで就職しました」
カナダへ行く前、既に留学が決まっていて、まだ、マネージャーしてる頃
赤坂のテレビ局で、仕事を終えた次女を、迎えに行った帰りに、
母ちゃんと、3人でお店を訪ね、留学する事を話したら、
古いお客さんに、カナダ人で、バンクーバー在住の人がいる事を聞いた。
その時、その人が日本に居るようだったら紹介するよと言ってくれたが、
それは叶わぬまま、次女は留学して行った。

「就職?え?娘さん語学留学じゃ無かったっけ?」
「そりゃ、凄いね、向こうで就職か、頑張ったんだね」
「じゃあ、マッチャン。その内、カナダ人の婿さん連れてくるかもね(^^)」
「先月、2人でバンクーバー行って来ました」
「あっ、そうなんだ。良かったでしょう。娘さんも喜んだろう」

マスターの話は、いつ聞いても面白い。
娘2人も、母ちゃんも、私も、腹を抱えながら聞いていた。
そう言えばとマスターが、母ちゃんが若い頃勤めていたPLUSが、
近くに事務所を構えたらしく、何度か、お店に来てくれたと話していた。
今は、就職するのが大変な会社に成ったらしく(^^;;;;;;
「ウチに来てたバイトで、明治の子も落ちちゃってさ」
もう、私の知ってるPLUSじゃ無いな(^^;;;;;
あの頃、課長だった浅野さんは、副社長に成った。
母ちゃんが、浅野さんの結婚式で受付をした話をした。
昨年、母ちゃんはPLUSの総会に出て、懐かしい人達に会った。
その時、撮った写メをマスターに見せながら、昔話をしていた。

神楽坂に、この店がある頃行っていた母ちゃんの年を、
今は、長女も次女も超えてしまい、丁度、エリの年の頃だと話すと、
マスターは、感慨深そうな顔をしていた。
「へぇー、私の年の頃だったんだ」とエリが呟いた。
「彼氏、いるんだろう?お父さん、お母さんの前じゃ言えないか?(^^;;;」
と長女に話していた。
「フウちゃんに似て、娘さん達、綺麗だよね」
「マスター、俺の血も入ってるんだけど(^^;;;」
「・・・・どこにも面影が無いな(^^;;;;」
「でも、こうして、娘さん達を連れて来てくれてさ、オレ嬉しいよ」
「老い先短いからさ(^^;;;;;」
この頃マスターは、白ワインのボトルを1本空けそうだった。

「仕事、早く覚えて頑張りなよ」
「次は、彼氏連れて来なよ(^^)」
「ご馳走様でした。また、来ます」
と、マスターにお別れを告げ、店を後にした。

ウンチクを語るのだが、マスターのは、重たくなく、嫌みも無く、
この年の私でも、素直に聞ける。
あの当時、マスターの話を聞いた私達。
今、娘達があの頃の私達に近い年で、マスターの話をどう聞いただろう。
お酒の話、仕事の話、人の話、夫婦の話、どれもこれも、楽しく聞かせてくれた。
私が、少し気がかりだったのは、私達が大好きなマスターを、
子供達も好きに成ってくれただろうかだったが、
車の中でも、マスターの話をしていた娘達を見て、少しホッとした気がした。

家族では無い、私達の昔を知ってる人。
そういう人に会うって、何か恥ずかしい感じもあるのだが、
当時と、変わらないマスターに会うと、その恥ずかしさもいつしか消え、
あの頃に戻った自分達と、あの頃の自分達と同じ年の娘達がいると言う
不思議な感覚が、実に心地よく感じた。



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