再び、暫しの別れ

14日、羽田空港PM21:50発バンクーバー行き、
全日空HN116便で、次女が、再び旅立った。


昨年10月に見送った時よりも、今回は、正直寂しかった。
ワーホリ申請も、どうやら、このまま行くと通りそうなので、
このまま、何事も無ければ、あの子に、1年会う事は無い。

空港で見送りに来てる人の中で、私と同じ年代のご夫婦が居て、
展望デッキで、同じ飛行機に、ご主人らしき人が、カメラを向けていた。
暫く、搭乗して来るまでに時間が有ったので、話しかけた。
19歳のお嬢様が留学で、娘と同じ飛行機で旅立つ。
娘と学校は違うが、約半年間の留学だそうだ。
「心配です」ご夫婦口を揃えて話していた。
私も、始めは心配が一番だったが、今は、寂しいが一番だと話すと、
あちらの、お母さんが涙ぐんだ。

分かってるけどね、何とも言えない。子供の為に、親は我慢をする。
昔と違って、今はSNSが有ったりして、海外に居ても容易に話しをする事や
テレビ電話で、顔を見る事は出来るが、それでも、側に居ないのは寂しい。

飛行機は予定通り、先ほどバンクーバーに付いたと、LINEが来た。
約10時間のフライト。
「お姉ちゃん、向こうに着いたら、一番最初に何やる？」とエリが聞くと
「寝る」と即返事が返って来た。「飛行機の中では眠れない」と言うが、
次女は、搭乗手続きをして、直ぐ、トレイで着替えをしていた（＾＾；；；
「寝る気満々じゃねえか」と長女に突っ込まれていた。
前回、持って行かなかった愛用の枕を、今回は持って行った。

学校も変える方向で考えて居る様で、
もしかしたら、直ぐに学校には入らず、働く事を優先すると言っていた。
人と会話すると言う目的なら、それも悪くないのかも知れないが、
目標は、仕事で通じる英会話だから、学校に行かないとダメな所もあるようです。

普段の何気ない事は、私も家族も別に気にする事も無く過ごすが、
朝起きて、「おはよう」と言う事でさえ、
明日は、言う事も出来ないと言う経験を2度もすると、
改めて、大切で大事な事なんだと気付いた。

再び、次女のいない、4人家族の生活が始まる。
現在、エリは就活真っ最中、次女が、帰国する頃は、社会人に成ってる。
長女も、新しい勤務先が決まり、頑張る様だ。
私と、母ちゃんは・・・・（＾＾；；；；；；
別に、新しい事は控えてないが、私達らしく、いつもの様に過ごすのだろう。
ちょびっとの寂しさを抱えてね。

毎日、子供を怒鳴ったり、叱ったり、
そして、間近で応援出来るって、本当に幸せな事なんだよね。