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泣けた、ハイキュー [ハイキュー!!]

第21話
「先輩の実力」

画面いっぱいの「勝てよ」
それが表れ、消え、再び交代をする菅原君と影山君の場面に、
そして「勝つぞ!」と影山君に言いながらベンチに戻る菅原君。
あの場面から、ベンチで鳥養コーチに「次は・・・」と言われ
大きな声で挨拶をする菅原君の所まで、
あれで、涙がチョチョ切れて来ない奴はいないだろう。
私は、思いだしただけでダメです(^^;;;;;
架空のチームだが、ホント、有ったら良いなと思えて来ちゃうね(^^)

武田先生は、鳥養コーチに、影山君は大丈夫だと話しましたが、
私が、中学コーチの時、丁度、娘の代。
娘と小学生の時から一緒にバレーをしていた子と、
中学から一緒に成った仲間で、同じく小学生の時から
セッターをしていた子がいました。
始めから2人はセッターとして、中学でもスタート。
背が少し大きかった、娘と小学生から一緒にやっていた子が、
正セッターを務める機会が多くなって行った。

1年、2年と過ぎ、3年生に成った時、
「私も、Aチームでトス上げたい!」と、もう一人の子が言うのを聞き
「ガンバレ、絶対に成ろうな!」と声を掛けていました。
周りの人達も、素直なその子に、声を掛けたり、指導したりをしていました。

私は、小学生から知ってる子には、親の欲目的じゃありませんが、
昔から知ってる子なので、普段から厳しくしていて、
「お前、そんな事してたら、セッターの座を奪われるぞ」と何度も話していました。
それが、嫌だったのか、次第にその子は、
私を、敬遠する様に成り、反抗的な態度で接してくる様に・・・。

そして、中学最後の大会を迎える前、とうとう、先生から言われてしまった。
中学生の女の子が、絶望する姿を見た時、私も、ショックだったし、
その子は、ネットにしがみつき大声で泣いていた。
追い打ちを掛ける「早く出ろ」と言う声が聞こえる訳も無く、
コートに倒れ込んで、泣いていたので、私が抱っこをして
体育館の外に出しました。泣き喚くその子に、「大丈夫か」と話しましたが、
取り付く島も無く、その内、過呼吸に成り、その日は、帰しました。

結局、最後の大会は、もう一人の子が、正セッターを務め終わりました。
何とも言えない交代劇でしたが、最後の最後、
ある招待試合に参加し、私が、監督を務めた時、
その子に「どうする?セッターで行くか?」と尋ねると
「私、リベロをやりたいです」と言うので、その試合は、リベロを任せた。
勝ち上がって行く途中に対戦した、志2のサウスポーエース、
後に、城東のエースに成った、神〇さんの強烈なスパイクを、
その子が悉く拾い、勝つ事が出来た。

「ずっと、反抗ばかりしていてゴメンなさい」と引退をして行く、
その子の、最後の言葉にホッとした。
菅原君と影山君の交代をする、今回のシーンを見た時、
この事が、一番最初に思い出された。

受け取り方は違うだろうが、実際、高校生だと、
告げられたら、交代させられたと言う思いが強いだろう。
菅原君の様に思える子って、少ないだろうなと思いながら見ていた。
現在の、全日本女子のセッターの中道さんと宮下さんも、
チェンジする事が多いが、みんなは、どう見ているだろう?
させられた?それとも、リズムを変えるだけ?
全日本クラスの選手でも、ベンチで、日向君が影山君に言った、
「お前、顔怖いし、声も出てなかった」に似た状態に成ってしまうのだろう。
ベンチで縁下君が、影山君に話した様なアドバイスを、全日本クラスでもするのか?

烏野3年生達の絆も、垣間見られた今回。
ベンチに影山君が呼ばれるのを見て、菅原君も、他の3年生も、感じる所は同じ。
「次、オレに上げろ、絶対決めるから」エース東峰君の言葉。
それを側で聞いてる、澤村君のレセプションへの決意が感じ取れた。
そして、それを本当に決めたエース。アニメとは言え、良くやったと褒めた(^^)
決まらなくても良いよね、その気持ちが嬉しい。
本当の絆って何だろう?
あのシーンを見て、子供達に伝える絆その物だった気がします。

さて、試合の方は、日向君がブロックしたボールがアウトと成り、
終了しましたが、双方の分析力は並外れています。
特に、大王様事及川君は、初めて見る菅原君を
アップの時から見ていた事を、岩泉君に話しています。
練習する姿や姿勢などを、したたかに見ている。
なっ、見られてるだろう(^^)
ピーと吹笛が成ってからが、試合じゃねえだろう。

私も、高校生の頃、背が低いのでセンターをやらされたのだが、
その時、Aクイックを打つ際、恩師、北島先生に、
何種類か打ち分け方を教えて貰った事がある。
上がりっぱなを叩く、上がってから頂点を叩く、上がって少し落ちてくる所を叩く。
これは、打ち方、これと同時に、入り方も教わった。
青葉城西のAは、タイミングが遅いと、菅原君も分析していました。

昨日、最後の試合、狛江対一商戦で、
狛江の選手が、一商の早い攻撃に最初は手を焼いていたが、
それまで、リードブだったのが、その内、コミットで飛び始めて止めているのを見た。
相手を読み、ブロックに飛び止める。
相手も、その裏を掻き、タイミングを変える。
そう言った攻防が出来るくらいに成るとバレーは面白いし、
ベンチは、胃と頭が痛くなるのでしょう(^^;;;
昨日のは、白熱していたが、肝心な所でのミスが、互いに出ていたので、
それが、両ベンチには、頭の痛くなる原因だったでしょう(^^;;;;
この先、両校が対戦する事があったら、是非、見てみたいです。

お前達が、真剣に成れば成るほど、バレーは面白のだ。
追求すればするほど、たかがワンプレー、されどワンプレーなのだ。
トス一つ、レシーブ一つでも、結果オーライでは無い拘りを持つ事で、
己自身の追求が、チームの戦力に繋がって行くのだと思います。
顧問の先生方は、その拘りを持つ種を蒔いている。
育つ前に、芽を摘み取ったり、手入れもせずにいる事が多いんじゃねえか。
プレーだけで無く、先生が話す一言を追求し、考えて見なさい。
上っ面で聞かず、自分のバレーに当てはめて聞いて見なさい。
そうしたら、何が生じるか?それは「疑問」だよ。なんで、どうしてだな。
で、どうすればが生まれる。どうすればも感じず、バレーをしてる内は、
上っ面な自己本位のバレーだと知れ。
お前ら、日向君を見て、どう感じる?きっと、嫌な気持ちに成らんだろう?
それは何故か?それを考えて見な?

次回は「進化」。
きっと、影山君の成長する姿が見られるのでしょう(^^)



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