筑波大附での練習試合

あの大雪以来の拷問と成った筑波大附高校。
ゴリが校内を見渡し「何か悔しいです」と言う
こいつの言う悔しいは、あんなに一生懸命雪かきしたのに
と言う、実に、たわいのない話しです（＾＾；；；；；

4校での練習試合。
前半は、口出さないと決めていたが、
まぁ、私の頭の先から、湯気が出てるんじゃ無いかと思うくらいの内容で、
ベンチに戻ってくる子供達に、いったい顧問はどう言葉を掛けるのかを聞いていた。

涙が出た。

この人の、包容力の大きさに感動した。
本当にありがとうございますと心の底から思った。
こんなバカチンな奴らを相手に・・・・。
信じているのだろうね。
だったら、応えなくちゃいけない。

だが、こいつらは同じ。
応える所か、メチャクチャな内容を続け、
誰もそれについて、口を開かない。黙って試合をしてるだけ。

堪忍袋の緒が切れた。

ベンチに戻ってきた子供達に「このヘタレども！」と叱咤した。
「てめえら、こんな事を、こんなバレーをする為に練習しているのか」
「お前も、お前も、お前も・・・・」

それからのバレーが劇的に変わった訳じゃ無いが、
メンバーを入れ替えたりしながら行った。

キャプテンと入替に、この日久々登場の子が出場。
「いいか、いっぱい失敗し来い」と声を掛けた。
自分の武器を知らない子なので、まずは、サーブで勝負しろとも伝えた。
順番順番、一遍になんて上手く行くはずが無い。
絡みの少ないサーブから、気持ちを作れれば、中に入っても少し度胸が据わる。
顧問もゴリも、この子の成長に目を細めた（＾＾）v
「声はどうした」と常にアドバイスをして来たが、
この日、セッターに声を掛けながら下がり、スパイクを打つ姿が見られた。
やる時はやるタイプか？（＾＾；；；；良いね、良い。
4期生ユリ以来の大型選手だ。この子成長は、チームの成長に繋がるだろう。

この子と入れ替わりにキャプテンが出たので、少し話しをした。
「オレの言う事はキツイか？」
期待出来ない奴には、出来ない奴に言わない。
出来るのに、練習してるのに、やらない奴には言う。
部員達の、背筋をピッとさせるのは、キャプテンの仕事。
自分もダメだから、人にも言わないはダメだね。

精神的に脆いとね、言われただけで、テンッパル子もいるので
キツイと感じるなら言わないぞと伝えた。
「キツクありません」「じゃあ、ガンバレ！」

新入生が入ってくれば、また少し変わるのだろうが、
今の内に下地をしっかり作っておいた方が良いだろう。
その為には、今をどうするかから考えた方が良いと思う。