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神津島ジュニア [ビ-バ-ズ]

38期の子供達は、この神津島へ来た事がある。
その神津島に唯一のジュニアチームが、神津島ジュニアさん。
オーシャンカップの次の日、練習を見学させて貰いました。
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スタッフは、全員オーシャンカップ出場の選手達なので、
ご挨拶は「昨日は、どうもありがとうございました」からスタート(^^;;;

この日の練習は、三枝さん達による特別練習。
多分、この子達は三枝さんがどんな人か知らないんだろうな(^^;;;
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私達は見学のつもりで見ていたが、
いつの間にか、ヒデさんやしゅんや、
ヤスコーチまで練習に借り出されていた(^^;;;
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子供達には楽しさもある練習、動作は単純だが、
私には、とても無理なメニューばかりでした。

こうして、外部から特別コーチが来てくれたりすると、
いつもとは違った雰囲気やメニューで出来て楽しそうだった。
だが、普段は簡単に練習試合も出来ない。
近くと言っても島だからね、船に乗って行くしか無い。
逆に来てと言われても、やっぱ船に乗って来て貰うしか無い。
環境的には、決して恵まれてるとはいえないのが現状。
同じジュニアバレーを応援する立場としては、何ともしがたい現実です。

この場所へ、ビーバーズが行く意味とは。

どうなんだろうね。
当然、お金も掛かるし時間も掛かる。
自分達だけの事を考え、費用対効果の面で言うと、
都内でちょっと行けば、強いジュニアチームは、ごまんと居て、
練習試合するのだって、車でひょいと行けちゃう。
お金も時間も掛からずに済む。

ただ、ひょいと行けちゃう場所では経験できない物が、
この神津島にはある様に思う。

交流するって、実力がヒフティーヒフティーで無くてもね、
得るもの物は沢山有る。
島の子供達には日常でも、ビーバーズの子供達には非日常的な事があって、
その環境の中で、いつもとは違う仲間とのふれ合いだったり、
バレーを離れた場所での経験が、子供達の思い出や記憶の中に、
それが育まれ、直接バレーの技術が磨かれる訳では無いのだろうが、
ビーバーズの教えである「人として」や「仲間を思う気持ち」の、
目に見えない礎に成ると思うのです。

直近の何かを求める事、それを目標にすることは、とても大事です。
ですが、小学生の内は、それよりも、長い目で将来的な視野を含めた経験を
沢山、沢山させて上げられれば良いなと思う。
一般の家庭で出来る事とは違ってね、同じ代の子供達とが、
大事に成ってくると思います。

その経験はね、子供達にはプライスレス。

行ったから、その後試合には負け無しの全勝。
てな、具合には成るか成らないかは、神のみぞ知る話。
ビーバーズの子供達は、今はバレーで、人としての成長に挑んでいる。
もしかしたら、誠大の様な、美和子の様な選手になるかも知れない。
根本先生、梅川先生、上野先生の様な指導者になるかも知れない。

上に挙げた人達は、ビーバーズだけでは無く、
その後、もっと貴重な経験をしたはず。
だが、その色々な経験をしたその時、その人の基礎、その人DNAに深く、
ビーバーズでの経験が活かされてる事は間違い無い。
それは、卒業全員に言えることなのだと思う。
だが、当時、直近で今の姿が見えていた人は誰も居ない。

行ったからどうのこうのより、行かせる事で子供達にプライスレスな
経験をさせて上げるって素晴らしいなと思った。
25期の時に、この話があったら、娘を絶対に神津へ行かせただろう。

「何!今、神津島なんて行ってるの?、エリも行きたかった!」
「じゃあ、明日からビバT着て、練習行け!」
「もう、キツくて入らない!」

バレーで良い成績をは、誰もが思うこと、願うこと。
でも、それを思いながらも、子供達に色々な経験をさせて上げられれば最高だ。


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