9日の練習

9日午後練で、ゴリが来られない事は直前に知らされたが、
学校へ着いた時、教官室を訪ねると、天〇先生が居られたので、
顧問の所在を尋ねると、「まだの様ですよ、座って待ってて下さい」と言われたのだが、
私は、そのまま失礼して体育館に行こうとすると、副顧問と会った。
「今日は、私が見ます」「何、先生来ないの？」「結婚式だと伺いましたけど・・・」
聞いてない。オレ知らない。・・・言われたのかな？覚えて無いだけか・・・。
ぼけ老人だから、こう言う状況でも、自分を疑うのが最初なんだよね（＾＾；；；；
と言う訳で、顧問・コーチ不在での練習と成った。

時間の無い練習日で、
明日、この体育館は、バスケの試合会場と成る事を聞いた。
10日は、バレーも春季大会最終日だしね、各競技で、会場確保が大変な時期だ。

練習は、試合での修正箇所の数点を、ピックアップした練習だった。
自分達で感じた事を、練習で活かす。顧問の教えの通りなので、
ずっと、黙って見ていた。
最初は、アタッカーの練習だったので、レシーバーの3人が来て、
サーブを打ってくれと頼まれ、サーブを打った。
次に、スリーメンが始まったのだが、子供達で打ち手を決めて
やっていたので、見るだけにしてたが、順番の狭間で打つ子がいない？
その時だけ、球出しをした。
1年のミサ、3年のモエとホノカがコートに立っていた。
私は、昔からしつこいので、球出しもしつこいね（＾＾；；；；
駄目な時流さないで、続けて球を出す。なので、時間を守れない。
それが続いて居る最中、ボールをフェイント気味にモエに出したら
あいつ「ハイ！ゴリさん」と言いながら、レシーブしやがった（＾＾；；；；；
「違った、ゴリさんじゃないや（＾＾）」と笑いながら、下がって行ったので、
思い切りボールを打とうとしたが、私も、笑ってしまい力が抜けた。

2枚ブロック時のレシーブ体型の確認をしていた時と、
スリーメンの練習の時に感じた事を子供達に話した。

練習の為の練習をしてはいけない事。
実際、試合で使えるように成る為に、工夫し、意見を述べながらする事。
あまり、話しばかりで、練習する時間が取られてしまうのは良く無いけどね。
ストーレートを打たれる事を想定し、中に落とされるフェイントを取る。
どの時点で、中に飛び込むか？これがいい加減だとダメと話した。

コンビとかスパイクの練習の時も、
「お前達の練習は、お復習いって言ってな、出来る事の確認だけで終わっちゃう。
試合前などは有効だが、そうでは無い時、いつも同じ場所に開いて、
同じ歩数で助走し、スパイクを打つ。では、実際試合の時に、いつもそうかと言うと
決してそんな事は無く、色々な角度から、時に、3歩助走で入ったり、
いつもと違う状況で打つ事が多いだろ、で、そう言う時は、殆ど安全パイで返してる。
攻撃出来ないんだよ。だから、そう言う状況を想定して、この練習でトライしろ」

自分達で、試合の反省点を練習するのは、とても良い事です。
ただ、時間の無い状況でも、気がついた点は、どんどん取り入れて行きましょう。
なので、一つ。
「ちょっと集まって」とか「集合」が掛かった時の集まる時間をなるべく短くしましょう。
特に1年生達は、色々な事をやらなくてはいけないのですけどね、
先輩達の集合の合図が掛かったら、やってる事が、もうすぐ終わるとしても、
手を止め、走って集合をする様に心がけましょう。
役目を全うする事も大事な事ですが、現状一番優先する事は何なのか。
それは、自分の事よりも、チームの事だと思います。
注文が多くて、申し訳無いが、コートに立つと出る事なので、
敢えて言わせて貰いました。

「明日、お前ら見に行くのか？」とキャプテンに聞くと、
「明日は、ここで、バスケ部の試合があるので、その応援をしてから行きます」
バレーと違い、バスケ部の引退試合は早く、ウチのバスケ部も、明日負けたら引退。
「そうか、分かった。ただ、見に行くか行かないかを、全員に確認して
バラバラ行くなよ。来るのか来ないのかを明確にして行きなよ」と話した。
何か、少し嬉しかった。あの子達の同じスポーツ人として、高校生として
違う部活でも、仲間として応援しようと言う気持ちに触れて、嬉しい気持ちに成った。